前回のブログでは、「SEOって何?」「SEO対策ってどうやるの?」といったSEO対策の基礎知識を紹介しました。第2回は、具体的なテクニックを紹介したいと思います。とはいえ、SEO対策って内部施策や外部施策など、ちょっととっつきにくいですよね。そこでライター視点で、まずは“書く”って部分について紹介していきます!SEOと聞くとキーワード対策だったり、リンク設置だったりというイメージがありますが、個人的には「自分が持っている知識をわかりやすくまとめて書く!」ことが大切だと思っています。ちゃんと専門知識を持っていたり、その業界やジャンルで経験があったりすれば、自然と対策キーワードをフォローできるというのが個人的な考え方です。SEO対策の基本的な知識については、前回のコラムでも書いているのであわせてご覧ください!
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【WEB担当者様・フリーランスの方へ】
SEOって何?SEO対策ってどうやってするの?
第1回 Googleの考え方を理解することが第一歩!
第1回ブログのおさらい!SEO対策について
最初に前回ブログのおさらいの意味も込めてSEO対策について簡単に説明します。SEOとは、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った言葉で、特定のキーワードで検索されたときに検索エンジンで上位表示させるためにWEB施策です。日本では、GoogleとYahoo!が検索エンジンシェア90%以上を占めており、Yahoo!もGoogleの検索アルゴリズムを利用しているので、実質的に「SEO対策=Google対策」と言えるでしょう。そこでWEBサイトやページ、ブログやコラムなどの更新ページをGoogleの検索アルゴリズムにあわせて対策することがSEO対策になります。そこで重要になるのがGoogleの考え方です。Googleは、ユーザーファーストを指針としており、「ユーザーにとって価値のあるページ」を上位表示するという検索アルゴリズムを採用しています。
その評価基準のひとつが「E-A-T」です。E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取った言葉です。Googleは、「E-A-Tを意識したコンテンツ=高品質なコンテンツ」と評価し、検索上位表示すると示しているわけですね。Googleが示す「E-A-T」の基準を満たすコンテンツに調整することがSEO対策の基本です。そんなSEO対策には、大きく分けて内部施策と外部施策という方法がありますが、制作する場合には内部施策が中心になります。また、SEO対策を行うことで以下のようなメリット・デメリットがあります。
■SEO対策によるメリット
01.質の高いユーザーを集客できる!
WEBサイトにユーザーがたどり着く経路には、リスティング広告・ディスプレイネットワーク広告・Yahoo!プロモーション広告・動画広告(YouTube TrueView広告など)・ソーシャルメディア広告(Facebook広告やTwitter広告)・ネイティブ広告(記事広告)などのインターネット広告、検索窓からキーワードを打ち込んで探す自然検索(オーガニック検索)・facebookやTwitterなどのSNS経由での流入、そのほかYouTubeなどの動画経由の流入、Googleマップなどからの流入などがあります。その中でもSEO対策は、自然検索(オーガニック検索)での集客を主にしています。そして自然検索(オーガニック検索)は、自分で気になるキーワードを打ち込んで検索するので、ほかの流入経路に比べて購買意欲の高い、質の高いユーザーの集客が見込めるというメリットがあります。インターネット広告で表示されるページより、自分で探してたどり着いたページのほうが意欲が高いというのは理解できますよね!
02.WEBサイトに投資したぶんが資産として残る!
WEB集客の一般的な方法としてインターネット広告がありますが、インターネット広告は掲載期間が終わればそれまでです。広告掲載によって集客できる可能性は高いですが、掛け捨てという面もあります。しかし、SEO対策は、WEBサイト自体を検索に引っかかりやすくしたり、ターゲットになるキーワードで表示頻度を高めたり、WEB制作に投資した記事が継続的に残ります。例えば、毎月1記事でもコラムやブログを継続していけば、それは資産としてWEBサイトに残ります。また、定期的にユーザーにとって有益な情報を発信しているWEBサイトは、Googleが「このサイトは価値がある!」と判断して検索順位を上げてくれます。結果として、投資したぶんは財産として資産として蓄積され、WEBサイトを成長させます。
03.中長期的にユーザーの流入が見込める!
インターネット広告のように掲載期間がないので、中長期的にユーザーの流入が見込めます。SEO対策を講じて上位表示されれば、閲覧回数も増えますし、googleの大きなアップデートで検索順位が下がらない限り、計測的に集客が見込めることもSEO対策のメリットでしょう。
04.ブランディングとしても効果的!
特定キーワードで検索上位に表示されれば、ユーザーの目に触れる機会も増えて企業イメージの浸透にも役立ちます。「あの会社はインターネットで良く見るから安心!」「あのサイトに掲載されている情報はためになることが多いので信用できる!」といった具合に、自然とブランディングにつながるわけですね!
05.始めようと思えば自分でもできる!
SEO対策というと専門業者に依頼するイメージがありますが、例えば「見出しにキーワードを入れる」「タイトルをわかりやすくする」「メタタイトルやディスクリプションを記述する」「関連ページのリンクを設置する」「“あれ”や“それ”といった代名詞を“SEO対策”のような名詞に置き換えてキーワード対策する」といった、ちょっとした積み重ねで施策可能です。また、定期的に関連したブログやコラムを更新するだけでもOK!そう聞くと自分でもできそうと思いませんか?SEO対策って大変なようで、ちょっとしたコツさえつかめば誰でもできるんです!
■SEO対策によるデメリット
01.効果が出るまで一定の時間・期間がかかる
SEO対策は、インターネット広告のように即効性のある集客方法ではありません。内部施策・外部施策の作業に手間もかかりますし、検索エンジンにインデックスされて評価されるまで一定の時間・期間が必要です。そのため、「今すぐ商品やサービスを売りたい!」という場合には不向き。即効性を求める場合は、インターネット広告のほうが効率的です。または、インターネット広告とSEO対策をセットで講じるというのも手です。SEO対策は、中長期的な成果を狙った手法と心得ましょう。「すぐに集客につなげたいけど、将来的な資産としてコンテンツを活かしたい!」という場合は、例えばブログやコラムとして記事を作成して、ネイティブ広告(記事広告)として利用するという方法もありますね。同様に動画を作成して、YouTube広告でも利用するといった方法もあります。自分もクライアントさんに即効性を求められたとき、コラム記事として作成して、コラムに最後に商品・サービスの紹介+お問い合わせフォームを設置してネイティブ広告(記事広告)として出稿してもらったことがあります。動画も同様にYouTube用に作成し、ダイジェスト版を作成してTrueView広告に出稿してもらったこともありますね。うまく広告と連動させることでSEO対策に即効性をもたせることもできますよ。
02.Google検索エンジンのアップデートによる影響を受ける
Google検索エンジンのアルゴリズムは、定期的に大小アップデートを繰り返しています。SEO対策は、Googleのアルゴリズムに沿って行われるので、アルゴリズムの変更で検索順位が大幅に下がってしまう可能性があります。例えば、以前であれば被リンクの数が重要でしたが、今では関連性の低い被リンクは評価につながらない、さらにはペナルティの対象になってしまうケースもあります。そのほか無駄な被リンクを大量に設置していたり、隠しテキスト(背景と同じ色でキーワードになる文字列を入れて検索に引っ掛ける)を入れたり、タグにキーワードを詰め込むといった強引なテクニックを使って検索上位表示させる、いわゆるブラッグハットSEO対策が検索順位低下の原因という可能性もあります。「SEO対策専門の会社に依頼していたのにアップデートで検索順位が下がった!」という経験のある経営者様・WEB担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?最近は、そんな強引な手法を使うところも減っていると思いますし、通用しなくなっているものも多いですが、少しブラックハットSEOを疑ってみると良いかもです。逆にコンテンツの中身をしっかり作り込んでいれば、アップデートで検索順位が大幅に下がるということは、あまりないと思います。ちなみに正統派のSEO対策をホワイトハットSEOとも呼びます。そもそもGoogleは、ユーザーにとって有益な情報であれば、検索順位を上げるというのが基本です。ということはコンテンツを作り込んだホワイトハットSEOであればアップデートの影響を受けるづらいはずです。
03.コンテンツを定期的に発信するには手間と時間がかかる
SEO対策の基本は、ユーザーにとって有益な情報を提供し続けることです。そのためには、定期的にWEBサイトを更新して鮮度を保ったり、定期的にブログやコラムを更新して情報を発信したりする必要があります。しかし、定期的にWEBサイトを更新したり、コラム・ブログを更新し続けるのは手間も時間もかかりますよね。なかなかWEB担当者様も時間をとれず、更新が滞ってしまうということもあるでしょう。また、コラム・ブログを書こうと思ってもネタが思いつかないということも。そこでSEO対策として「コンテンツSEO」という施策も定番になりました。コンテンツSEOとは、対策キーワードに沿ってコラム・ブログ形式で記事投稿をするサービスです。キーワードのプランニングから原稿作成、投稿などをWEBコンサルティング会社や制作会社が代行するというものです。最近では、比較的低価格で定期的に記事投稿してくれるサービスも多くあるので、うまく活用すればSEO対策として有効です。ただし、専門知識のないライターやアルバイトのライターが、参考になる他社のサイトを見ながら記事を書いているというケースも多々あります。そういった場合は、コピーコンテンツ(他記事の模倣)としてGoogleに評価されないばかりか、ペナルティを受けてしまう可能性もあるので注意が必要です。コンテンツSEOを提供している企業の多くでは、コピーチェックツールを導入していますが、それでも専門知識のない人が書いた原稿というのは少し不安ですよね。「ある会社にコンテンツSEOをお願いしていたけど、なんだか現場感のないぼんやりとした原稿ばかりあがってくる」「専門性の高い業界なので、ライターさんの知識不足に不安がある」「ディレクターさんやプランナーさんとは話すけど、ライターさんの顔が見えないので心配」といった相談も受けるので、コンテンツSEOを外部に依頼する場合はライターさんについて聞いておくと安心ですね。ちなみにコンテンツライトでは、企画から打ち合わせ、取材や原稿制作まで含めて私が担当しております。編集者・ライターが直接お話をして、記事作成をするので話が早いと思いますよ。
SEO対策の大前提!まずはここから確認しよう!
ライターが考えるWEBコンテンツづくりの7ヶ条
さあSEO対策しようと思ったあなた!「キーワードってどうやって決めればいいいの?」「どんなタイトルが有効なの?」「タグってどう設定するの?」「SEO記事って何文字くらいが適切なの?」「メタタグやディスクリプションって何?意味があるの?」「内部リンクや外部リンクは設置したほうがいいの?どう設置すると効果的?」「どうすればGoogleに見つけてもらいやすくなるの?」と、テクニック的なものが気になりますよね。
でもちょっと待った!その前にSEO対策の大前提でもお話しようかなと思います。技術的な話はまた次回のブログで説明しますので、まずは考え方を理解してほしいなと思ってます。まぁテクニック的な部分は、いろんなブログで紹介されていますし、Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」でも詳しく説明されていますからね。あと、キーワード設計やタグ設定といった技術的な話になると、「SEO対策って難しそう」「やっぱり自分じゃできない」となってしまうのももったいないかなと思ってるんですよね。正直な話、SEOの専門家じゃなくても、WEBの知識がなくても、配信する業界・ジャンルなどの知識と経験があれば、Googleが言っている“高品質なコンテンツ”は作れます!というか、へんにキーワードを意識してSEO対策するより、ユーザーが悩んでいることを考えて、持っている経験・知識・意見を発信して、解決してもらえるコンテンツをつくるほうが何倍も集客につながると思うんですよね。SEO対策は、そんな良い記事をGoogleに見つけてもらうための隠し味と思ったほうが気持ち的に楽じゃないですか?
そこでSEO対策の大前提として、コンテンツとの向き合い方について説明しています。あくまで個人的な考え方で、コンテンツライトとしての方針でもありますが、あまり気負わず、SEO対策としてコンテンツづくりしてもらえるといいなと思ってます。ちなみにSEO対策については、Googleが「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」として指針が記載されているのでご確認ください。
01.ユーザーファースト -読者視点でほしい情報を適切に-
ユーザー目線でコンテンツを作成すること!Googleは、検索エンジンの評価について「ユーザーファースト」という基本理念を持っています。どうしてもコンテンツを作成する際に営業色が強くなってしまいますが、その気持ちをグッと抑えて、まずはユーザーが求めている情報や困っていそうなこと(検索しそうなこと)を考えてコンテンツ作成するようにしましょう。
02.専門性・独自性・権威性 -コピーじゃない、オリジナルなコンテンツを-
詳しくは関連記事で紹介していますが、Googleはコンテンツを検索品質評価基準「E-A-T」に従って判断しています。E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字です。コンテンツ制作の際は、E-A-Tを遵守し、質の高いコンテンツを提供するようにしましょう。一時期は、SEO対策として人気の高い他社の情報を模倣した、いわゆる「リライト記事」「コピペ記事」が反乱しました。未だ「リライト記事」「コピペ記事」はSEO対策(いわゆるコンテンツSEO)として定番の手法ですが、個人的には「リライト記事」「コピペ記事」の大量投稿より、独自性のある1記事のほうが費用対効果も高いと思います。「リライト記事」「コピペ記事」は、将来的にGoogleからペナルティを受ける可能性もありますし、信頼性に乏しい記事って企業や個人の信頼感を損なう原因になります。独自性の高い記事は、作るのに手間も時間もかかりますが、そのぶんペナルティを受ける可能性も低く、「ほかにない記事=ユーザーにも有益」と判断されてSEOにも効果的です。それにユーザーからの信頼獲得にもつながります。
03.網羅性 -深堀りして記事を書いていけば、自然と情報に厚みが増してくるものです-
「01.専門性・独自性・権威性」とも関連しますが、専門性・独自性・権威性があり、その分野・業界・ジャンル等を網羅した記事は、より質が高いコンテンツとして評価されます。「SEOとして2000文字以上のコンテンツを推奨します!」「コラムやブログや文字数が多いほうが有利です!」「同じカテゴリーで記事数を増やしたほうが効果的です!」といった内容ですね。SEO対策で提案を受けたときに、このような言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?個人的には、必要な情報ははしょらずにちゃんと記載する、または別記事で書いてフォローするというのが大切だと考えています。文字数が多いほうが偉い!記事数が多いほうが偉い!というわけじゃなく、適切な情報を記載する、または関連記事リンクを使いながらまとめるというのが大切かなと考えています。例えば、とある自動車ディーラーさんのコラムで、車種ごとに基本情報や装備、グレード差、買い方などをまとめた記事が車種ページより上位表示されたってことがありました。
とにもかくにも情報を網羅したWEBサイトやコンテンツは、高品質として評価される可能性が高いということです。ただし、専門性・独自性・権威性があることが大前提。他サイトから情報をコピーして1万文字もあるコンテンツを作っても意味がありません。そこには配信者の知識や経験、作者の視点や感想、提案等が入ってこそ価値が生まれます。あと、情報を引用する場合は引用方法についても守りましょう。WEBコンテンツって簡単にコピーできるので忘れがちですが、著作権や肖像権等の権利、引用ルールを守ってコンテンツ作成してくださいね。コンテンツ制作にまつわる権利は、そのうち詳しくブログにしたいなと思っています。
04.紹介したくなるページづくり -人に教えたい、参考にしたい、そんな企画を考えよう-
被リンク(いわゆる外部リンク、他サイトでの紹介ですね)が多いサイト、人気のあるページの評価は高くなります。そのことから他サイトに引用されたり、紹介されたり、SNSでシェア・拡散されたり、人気が集めるページづくりを心がけましょう。ただ、極端なことを書いてバズらせるより、正しい情報を発信するほうが良いというのが基本的な考えです。バズ系の記事って一時的には反響がありますが、1年後や2年後は忘れ去られて、アクセスも少なくなると思うんですよね。それに炎上系記事は、個人ならまだしも企業の場合、「あの会社、また極端なこと言ってるよ(汗)」「あそこって勢いはあるけど信憑性ないよね」とイメージ低下になりかねません。自分は、そういった一時的に話題になる記事より、10年後も読まれる、紹介される記事づくりを大切にしています。1週間で1万アクセス稼げる記事より、1年で100万アクセスを稼げる記事のほうが費用対効果も高いし、Googleはもちろんですがユーザーに評価され、定期的に訪れてもらえて信頼につながるからです。WEBってどうしても短期的な成果に注目してしましますが、SEO対策ってもともと中長期的なWEB施策です。そして将来的な資産になるというのがメリットだと思うんですよね。
05.ユーザビリティ -読みやすい、見つけやすい、関連情報にたどり着けるコンテンツ構成を-
ページの表示速度や検索性といった部分ですね。ページの表示速度は、サイト設計の部分にも関わってきますが、画像のサイズを適切に設定するだけでも変わります。また、検索性は、サイトの階層を整理したり、ナビゲーションを設置したり、内容がわかるようにURLを工夫したり、適切なタイトルや見出しにしたり、アイキャッチ画像を用意するだけでも良くなります。そういったちょっとしたテクニックでユーザービリティって向上するものなんですよね。あとはやたら広告が多かったり、コンバージョンのボタンやポップアップが表示されたり、読むのが面倒だな〜と思うような記事もユーザービリティの低下につながります。また少し話が変わりますが、SEO対策に限らず安全性という意味で常時SSLですね。ホームページのURLは、http://〜もしくはhttps://〜で始まっていますが、https://〜がついているほうが常時SSL化です。HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)はホームページを見るときに使っている通信手段を示しており、細かい説明は省きますがHTTPSのほうが安全。そしてGoogleは、http://〜ではじまるサイトを閲覧するときに警告・表示しないという方針です。警告が出たり、表示されなかったらユーザーに見てもらえませんよね。それでは意味がないので、SEO対策以前に常時SSLされているか確認しておきましょう。
06.トレンド&キーワード -あまりキーワードにこだわらず、まずは自分の知識や経験をまとめよう-
検索するユーザーのトレンドを考えてコンテンツづくりをするのも大切ですよね。対象としているユーザーがどのような検索行動をするのかを考えてコンテンツをつくる、サイト設計することもSEO対策として有効です。そこで「検索キーワード」が話題になるわけですね。よく検索されているキーワードは、Google Trendsで知ることができます。また、キーワード設計する際に検索ボリューム確認は、Googleが提供しているキーワードプランナーも有効ですね。こういったツールを使って検索キーワードを見て、盛り込む対策キーワードを絞り込んで、効率よくSEO対策するというのが基本です。SEO対策として対策キーワードの提案とコンテンツ設計は定番ですよね。とはいえ、個人的には、あまりトレンドやキーワードに執着しすぎるのも良くないかなというのが本音。まずは「ユーザーがどんなことで悩んでいるんだろう?」「自分が持っている経験や知識ってなんだろう?」「こんな情報を配信したらみんな喜ぶんじゃないかな?」「今はこれが業界的に流行っているかも?」「サイトに来てほしいユーザーってどんな人だろう?」と考えることが大切!そうすれば、自然にキーワードって決まってきますし、対策キーワードはもちろん関連キーワードも含めて適切に配置されますし、専門性・独自性のある内容が網羅されてGoogleにも評価されると思いますよ。それに現場感も出て、信頼感も生まれると思うんです。その後に「こんなユーザーを集客したい!」「ターゲットユーザーはこんなキーワードで検索しそう!」「一緒にこんなキーワードで検索しそう!」「ツールを使ってキーワードを調べてみよう!」って流れが良いのかなと思ってます。
07.Googleへの登録と発見性 -Googleに見つけてもらってユーザーへ、SEO対策はコンテンツのスパイス-
SEO対策する前に、まずはWEBサイトがGoogleに登録されているか確認しましょう。Googleには、通常は自動的に登録されますが、何かしらの問題で登録されていないというケースもあります。そんな状態では、いくらSEO対策しても意味がないですよね。そこで最初にWEBサイトがGoogleで表示されるのか確認しておきましょう。また、登録されていても、Googleに発見されやすいように最適化することも大切。この最適化という部分が一般的なSEO対策ですね。例えば、タイトルや見出しをわかりやすくしたり、対策キーワードを盛り込んだり、サイトマップやパンくずリストをつけたり、タイトルタグやディスクリプション(検索結果ページに表示されるドキュメント、タイトルとスニペットですね)を記載したり、画像にタイトルや説明文を入れたりですね。せっかく良記事をアップしてもGoogleに発見されないともったいないですし、集客にもつながらないですよね。あとコンテンツづくりのモチベーションにもならないですよね(汗)
まずはWEBサイトを成長させることが大切!
SEOを意識しすぎずにコンテンツを作ってみませんか?
このブログを書くとき、当初は「キーワードはこうやって決めましょう」「h1やh2といったタイトルはこう決めましょう」「SEO的にはタグ設定はこうしましょう」「リンクを増やしましょう」「メタタイトルやディスクリプションはこうやって記述しましょう」「対策キーワードはこれくらい入れましょう」「文章のボリュームは多いほうが効果的!」といったテクニックを書こうと思ってました。でも、その前段階の部分が大切だな〜と思って、SEO対策の大前提というか、コンテンツづくりの基本を伝えたいと感じて今回のブログを書きました。SEO対策って技術的な部分も大切ですが、それ以上に「独自のコンテンツをつくる!」って意識が今後は求められてくると思います。自分が記事制作や動画制作、WEBサイト構築といったコンテンツ制作の相談を受けるときも「現場感のある内容にしてほしい」って声がすごく多いんですよね。それだけ現場感を無視したSEO対策って多いのかなと感じてます。
というわけで、まずはSEO対策やキーワード対策って部分を気にせず、コンテンツを作ってみませんか?自分でメモ程度にコラムを更新するだけでもいいですし、「原稿を書いてWEBにアップする時間も余裕もない。WEBに詳しくないので難しい」ようならライターさんと打ち合わせや取材でしっかり話を聞いてもらって、その内容をコンテンツにしてもらってもいいと思います。または直接相談できるような専門知識(SEOの専門家って意味じゃなく、業界やジャンルという意味の専門家です)を持ったライターさんに企画や原稿をお願いしてもいいと思います。WEBサイトって定期的に有益な情報を更新していけば、自然にSEO対策になるものです。そこでSEO対策を意識しすぎず、WEBサイトを成長させようって気持ちでコンテンツ更新すると、ちょっとは気持ちも楽になるし、モチベーションも保てると思うんですよね。
今回紹介したようなコンテンツづくりの考え方は、WEBに限らず、紙媒体でも同じです。雑誌だって編集者さんがトレンドや興味のあることを考えて、読者に呼んでもらえるように専門のライターさんが記事を書いてますよね。また、カメラマンさんがデザインを考えて写真を撮ったり、デザイナーさんが読みやすく・興味が湧くようにレイアウトしています。自分は、雑誌やWEBって垣根なく、高品質なコンテンツって同じだと思っていて、そんなコンテンツづくりをお客さんと一緒につくっていきたいと思っています。
「コンテンツづくりで悩んでいる」「自分でつくる余裕がない」「やりたいことはいっぱいあるから話を聞いて記事にしてほしい」「文章はつくってみたのでSEO対策の手伝いをしてほしい」「企画が思いつかないので相談相手がほしい」って経営者・WEB担当の方がいらっしゃいましたがお気軽にご連絡くださいね!もちろん「WEBもよくわからないし、企画も思いつかないから全部任せたい!」って相談も大歓迎です。というわけでSEO対策でお困りごとがありましたらお気軽にご連絡ください!企画から取材、執筆、撮影やサイト構築まで含めて、私が直接お話をお聞きしながら最善策をご提案します。
コンテンツライトでは、WEB媒体 / 紙媒体問わず、企画から編集、原稿執筆、静止画&動画の撮影、動画制作、WEBサイト構築、コンテンツマーケティング支援などを行っています。もしお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。また、ひとりで仕事をしているので、なかなか返信できないかもしれませんが、フリーランスになりたい、独立したいといったお悩み相談にものりますよ。
コンテンツライトは、東京都世田谷区の小さな編集プロダクションです。記事制作や編集、取材、撮影からWEBサイト制作まで、幅広く対応可能ですのでお気軽にご相談ください。特に自動車(販売やカスタマイズなど)や製造業(BtoB)などの業界を得意としていますので、専門性が求められるライティングもお任せください。
コンテンツライトは、東京都世田谷区の小さな編集プロダクションです。記事制作や編集、取材、撮影からWEBサイト制作まで、幅広く対応可能ですのでお気軽にご相談ください。特に自動車(販売やカスタマイズなど)や製造業(BtoB)などの業界を得意としていますので、専門性が求められるライティングもお任せください。
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