WEBサイトを立ち上げてから2年以上放置しておりましたが、まずはブログから再開していこうと思います!WEBサイト制作の際に「SEO対策として定期的にブログを書いてください」とお客様にお伝えすることが多いのですが、自分がまったくできていないというのも良くないですよね(汗)ちなみにWEBサイトは、立ち上げてから放置していましたが、「取材や原稿執筆をお願いできないですか?」「原稿執筆のお見積りをいただけませんか?」「WEBサイト制作で困っているので相談できますか?」「撮影や動画制作も含めたコンテンツ制作って相談できますか?」といったご相談がメールで月1〜2件程度あったりします。
すべてが案件化するわけではないですが、定期的にWEBサイトからお問い合わせもあるので甘えて更新していなかったというところもあります。よくWEBコンサル屋さんは、「集客のためにお客様自身で更新頻度を上げてください」「更新が難しいようならコンテンツ制作代行(いわゆるコラム・ブログ制作代行。コンテンツSEOとよく言いますよね)やリスティング広告等も使わないと効果がでませんよ」「更新頻度が低いからPVやコンバージョン、SEOが上がらないんです」といった説明もしますが、個人的にはターゲットニーズを考えてちゃんと作り込めば、WEBサイトのページ数や更新頻度が少なくても集客効果はあります。もちろん積極的にブログやコラムを更新したり、動画を掲載したりすれば効果的ですが、あきらかに別のWEBサイトから流用して作りましたといった内容(いわゆるリライト流用記事)だったり、現場感を理解していないライターさんが書いた原稿だったり、ユーザーニーズとかけ離れた“無駄”なコンテンツを量産してもコストと手間がかかるばかりで成果につながらないというのが自分の考え方です。
自分が読者なら、「このWEBサイトの情報は怪しいから購読したり、仕事の相談するのをやめよう」と思います。逆にページ数や更新頻度が少なくても正しい情報が書いてあったり、経験談や制作実績が詳しく書いてあったり、人となりのわかる内容が書いてあれば、「この人に相談したいな」と思ってもらえるものだと思います。まぁ、そのあたりの話は、書き出すとキリが無くなりそうなので別の機会にしますね。
今回は、久々のブログ更新ということで、フリーランス4年目で感じた独立して良かったと思ったことをまとめてみます。
独立して良かったこと①
好きなだけ作業環境に投資できる!
個人的には、これが一番大きなメリットです。会社員のときは、当たり前ですが会社が用意した作業環境で仕事をしますよね。例えば、パソコンやディスプレイなどのハードウェア、PhotoShopやIllustratorなどのソフトウェア、最近ならchatworkやZoomなどのサービスですね。あと、自分の場合は写真も撮るのでカメラ機材もそうですね!
で、会社がすべて作業環境を用意してくれるので楽ちんだし、自分でお金を出す必要もない反面、「パソコンのスペックが低くて作業効率が悪い」「いろんな作業をするのでPhotoShopやIllustratorを使いたいけど、会社で持っているライセンスの関係で使えない」「使いたいストックフォトサービスや動画制作用音源サービスが選べない」「会社に申請すればハードウェア&ソフトウェアを導入できるけど稟議に時間がかかる」「そもそも申請しても稟議が通らない」「最新のWEBサービスを試したいけど申請に時間がかかって出遅れる」といったジレンマってないですか?
自分は、会社員時代にけっこうありました。今は、大企業のように大きな金額の投資はできませんが、そのぶん作業環境への投資は自分次第! 特に自分は、編集者・ライター業をメインに、Webディレクターとしてサイト制作全般に関わったり、カメラマンとして撮影現場に出たり、動画編集を自分ですることもあります。ということで、いろんなソフトウェアやサービスが必須! 撮影した写真の現像処理や動画の編集作業などもあるのでハイスペックなパソコンがほしいですし、Webサイト制作では最新のサービスも試したいですよね。お客さんにより良いコンテンツを提供するために最新の撮影機材だって持っておきたい!
もともと自動車やパソコン、カメラが好きでオタク気質なところもありますが、常に最新の作業環境で仕事をしたいとクリエイターさんなら誰しも思うはずです。フリーランスであれば、機材投資の権限は自分にあります!いい作業環境を整えようと思ったらお金を稼がないといけないですが、やっぱり大きなメリットですよね。実際の私の作業環境については、また別の機会にでも紹介しますね!とにもかくにも自分にとって最高の作業環境で仕事ができるってのは独立の強みじゃないでしょうか?
独立して良かったこと②
働いたぶん、ちゃんと報酬としてもらえる!
独立を考えている理由として「収入」は外せないポイントですよね。正直なところ、収入が増えるか、増えないかはその人次第ですが、働けばちゃんと報酬としてもらえるので、やりがいにはつながると思いますよ。ただ、自己啓発本やWebメディアなどで「独立すれば年収が倍に!」「フリーランスなら1000万円稼げる!」「未経験でも独立すれば収入アップ!」「クリエイターやエンジニアは独立!」なんてのは鵜呑みにしないほうが良いかなと(汗)
国税庁の統計によると、個人事業主の平均年収は384万円、会社員の平均年収は420万円(男性:521万円、女性:276万円)というデータがあります。その差は約36万円。さらに会社員は、税金の種類や給与所得控除が額が異なるので、手取年収で比較すると、もっと差が大きくなるはずです。もちろんフリーランスの場合は、自宅を事務所として使えば家賃や光熱費をある程度経費にできますが、それでもフリーランスで稼ごうと思うと大変!実際に個人事業主で年収1000万円を超える人は全体の4.6%程度だそうです。こういったデータを見ると、「フリーランスは稼げる!」と簡単に言えないですよね。
ただ、ガムシャラに働けば1000万円以上も不可能じゃないですし、そこは個人の頑張り次第かなと思いますよ。それに適度に生活できる程度に働きたいといった人には、仕事量も調整できるってメリットもあります。お金の話も詳しく書くと大変なことになるそうなので、そのうち詳しく紹介しますね!
独立して良かったこと③
働き方はその人次第、時間を自由に使える!
上述した報酬の話でも少し触れましたが、フリーランスは個人で仕事をするので、仕事を選ぶ権利があります。会社に属していると、営業さんが取ってきた仕事は、自分には難しかったり、予算的に合わなくてもやらざるを得ないことが多々ありますよね。企業規模が大きくなれば設備投資や人件費なども大きくなるので、そのぶんも計算して利益を生み出さないといけないので大変。経営者の方々は「社員を養うために利益を出すため」にいろいろ知恵を振り絞っていますし、営業さんもそれに答えるために「多少無理してでも仕事を取ってくる」、制作系の人は「こんな予算と時間が納品できないよ!」となるわけです。
でも、自分みたいな制作系のフリーランスは、経営も営業も制作もすべて自分。お客さんから相談を受けて、提案&見積もりを用意して、案件が決まって制作・納品まで自分ひとり!もちろん案件内容によってはデザイナーさんやカメラマンさんなどに仕事を依頼することもありますが、それも含めて自分で決められます。「あきらかにコストが合わないようなら仕事を受けない!」「あまり儲けにならなくても自分の経験になったり、楽しそうなら受ける!」というのも自分の判断です。受けたいならどんどん仕事を受けてもいいし、プライベートも大切にしたいならほどほどに受けることもできるわけですね。そういった意味で働き方の自由度は高いかなと思います。
ちなみに自分は、まだ4年目ですし、フリーランスでどれくらい稼げるのか試したいというところもあり、わりとガムシャラ派です(笑)昔からワーカーホリックなところもあったのですが、土日や深夜、徹夜で仕事をすることもあります。お客さんから急いでほしいと頼まれれば、休日・夜間に関わらず対応することが多いですね。フリーランスになったら徹夜しなきゃいけない、休日でも対応しなきゃいけないというわけじゃないですが、個人的には柔軟に対応できることはお客さんにとって喜ばれるので嬉しいものです。そのぶん平日に休んだり、昼寝することもありますけどね(笑)
独立して良かったこと④
お客さんの顔が見える、直接仕事ができる!
フリーランスになると、お客さんと直接やりとりする機会が増えます。会社であれば、営業さんやプランナーさんがいたり、事務・経理さんがお金関係の処理をやってくれたり、難しい仕事や交渉事を上司がやってくれることもありますよね。でもフリーランスになると、すべて一人でやらないといけません。確かに大変ですが、そのぶんお客さんとの接点も増えますし、直接お話をしながら仕事が進められるので個人的には良かったなと思います。
お客さんの顔が見えて、直接相談を受けるから「そんな悩みがあるんだ!」といった発見があったり、「予算内でもこんなことができるんじゃないかな?」という提案ができたり、「取材や撮影で協力してももらえれば少しコストダウンできるかも!?」という可能性が模索できたり、提案から制作まで担当することで幅が広がるんじゃないかと思います。そのぶん、いろんな知識や経験も必要になってくるので修行の日々ですが(笑)
また、クリエイターさんやエンジニアさんの中には、営業や提案が苦手、お客さんの前で話すのが苦手という人もいますよね?できれば作業に没頭したい・・・。そういう人は、うまく代理店さんや制作会社さん、あとはディレクターさんとうまくお仕事をするのも手かな〜と思います。自分の場合もクライアント直案件(代理店さんや制作会社さんが入らない案件)って少なくて、半分以上は代理店さんや制作会社さんが間に入っています。そういったときは、案件相談の時点で「業務内容に顧客折衝や提案を含むのか」「実作業のみで良いのか」などを決めておいて、作業に時間を使える条件を先に決めておくと良いですね!
独立して良かったこと⑤
お客さんの懐事情も考えて適正価格で提案できる!
「独立して良かったこと④ お客さんの顔が見える、直接仕事ができる!」と近い内容ではありますが、フリーランスになると自分で見積書を作って提出する機会が増えます。例えば、会社だと人件費や設備費などのコストもかかっていますし、例えば事務や経理、管理などのバックオフィスの賃金も賄わないといけません。そのため、どうしても粗利設定の割合が大きくなって、結果的に見積金額も高くなりがちですよね。それは企業運営のためなのでしょうがないこと。
でもフリーランスになると、人件費や設備費などが大きくカットできますし、自分で作業すればこのくらいコストダウンできるかも!?って機会が増えます。それにお客さんと直接話す機会も増えるので、懐事情もよく見えてきて、「予算内でできること」を提案しやすくなるんですよね。結果的に適正価格で提案しやすくなって、お客さんも満足度が高いし、自分も納得の報酬がもらえる関係性が生まれます。適正価格で提案できるって部分は、フリーランスに限らず、少数精鋭の法人でも同じかなとは思います。ちなみにフリーランスだから安い仕事しかできないってわけじゃないので、お間違えなく。会社だと分業だったり、組織運営だったり、いろんなコストがかかる部分をフリーや小規模な法人ならカットできて、そのぶんお客さんに還元できるって話です。
就職・転職するみたいに気軽にフリーランス
それくらい気軽に独立してもいいと思いますよ
フリーランスになる、独立するっていうと大変な印象ですけど、就職・転職先がフリーランスってくらい気軽に独立してもいいかなと個人的には考えています。自分も「独立してダメなら再就職しよう!」って気持ちではじめて4年目です。もともと「フリーランスになりたい!」って強い意志があったわけでもありません。どちらかというと、「フリーランスにはならないだろうな〜。自分は会社員が合っているな」と思っていたくらいです。その考え方は今も変わっていなくて、ダメなら再就職しようと思って日々働いています。ただ、せっかく独立したんだから成功したいって気持ちもありますけどね!
フリーランスになる、独立するって通過点や手段でしかないと思います。たまに「フリーランスになることが目標です!」「独立したいんですけどどうすればいいですか?」って相談を受けることがありますが、「まずはやってみれば?」と答えています。会社にいても、フリーランスになっても仕事することに変わりはないですからね。
ただ、独立の相談を受けるときに「独立直後に少しは仕事もらえそう?」「前にいた会社から仕事もらえたりする?」とは聞くようにしています。中には「今までのつながりを使わずにフリーライターとして働こうと思ってます!」「編集やライターの経験や実績はないけどフリーランスになろうと思います!」「今から動画編集やWEB構築を学んで、会社には入らず独立したいんです!」って人がいますが、その選択はすご〜く大変ですよ。1年でも2年でも関連する会社で働いて独立のほうが近道です。「未経験からフリーランス!」みたいな広告を良くみますが、やっぱり修行は大切ですよ。あとは、毎月の家賃ぶんくらいの収入が確保できてないと、独立してもすぐに廃業して再就職ってことになると思うんですよね。
もしフリーランスになりたい、独立したいといったお悩み相談があればご連絡くださいね!なにぶん、ひとりで仕事をしているので、なかなか返信できないかもしれませんが、落ち着いているタイミングでしたらご相談にのりますよ。また、お仕事のご相談も大関係です。お問い合わせフォームからメールもしくはお電話でのご相談も大歓迎です!どうぞよろしくお願いいたします。
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